屋根は皆さまの家という財産を守る役割を担っています。それでも紫外線や風雨、汚染物質などによる劣化は避けられないため、屋根点検やメンテナンスを行い家の老朽化を予防することが、長い目で出費を抑えることに繋がります。 雨漏りや雨染みがなくても家を建ててから長い間、屋根点検を行っていないと気になる場合はお気軽にご相談ください。
新築ご計画の場合は様々なタイプ、デザインの屋根材が用意され、お客さまのご要望にあわせ選択できるようになりました。そのなかで「耐風性・耐震性・耐久性・耐寒性・防水性・防火性」といった基本性能を十分に満たしているかどうかが屋根選びの大切なポイントです。お客さまが何を重視し何を求めるか、その視点から暮らしに最適な屋根材を豊富なノウハウをもとにご提案させていただきます。
雨染みや雨漏りが発生すると屋根の補修が必要となります。そうならないためにも事前に点検を受けていただくことが大切となってきます。瓦屋根は割れていたり漆喰の劣化があるとき、スレート屋根やセメント屋根は色褪せや苔・ひびが発生しているとき、ガルバリウム屋根やトタン屋根は塗装の剥がれやサビ、腐食が見られるときに点検をご依頼ください。
30年より前の釉薬瓦（赤や青、緑色などの瓦）の場合、裏側には釉薬が塗られていないので、瓦の表面温度と建物の中の温度差で結露し、裏側の割れが発生していることが多くあります。瓦の割れ、ヒビ、経年劣化で雨漏りする場合は、該当箇所を確認したうえで瓦を交換します。
瓦は内部に少量の水を含んでいます。冬の寒い時に水分を含んだ瓦が冷えて水分の体積が増え、瓦の表面が剥がれてしまう事があります。これを「凍害」による瓦の破損が原因で、雨漏りしている場合があります。その場合も破損した瓦を新しいものに交換します。
屋根補修の知識がないままにご自身で屋根を修理したり、屋根修理を専門としない業者による間違った補修によって屋根が劣化している場合もあります。構造を踏まえないまま隙間を埋めるような対処をされている場合が多く、根本的な修繕が必要になります。
色褪せや剥がれの場合は防水塗装を行うことで屋根材の劣化を防ぎます。スレート屋根や金属屋根は耐候年数に限界があり、10年に1度の屋根塗装をお奨めしています。
屋根点検を行ったうえで部分的な補修で問題ないと判断できる場合は、屋根材に応じた部分交換や割れや欠けなどはコーキングによる補修で対応いたします。
補修箇所が多い場合は、屋根の全面リフォームが後々にコストをかけない最善の方法となります。葺き替えや屋根カバー工法による屋根リフォームがお奨めです。
耐震や耐風での家被害は屋根材の重量が影響するだけではありませんが、より対策を強化するために軽量の屋根材を用いたり、瓦など屋根材が落ちたり飛んでしまったりしないよう専用の屋根工法で対策することも可能です。
屋根リフォームにあたって多いのが、アスベスト材の工事と処理です。アスベストを取り扱うためには専用の資格者が必要です。工事ができるできないだけでなくアスベストが浮遊するとなれば近隣に影響を与えてしまうので、知識がないままの対応では大きな問題となってしまいます。岡隈瓦商店は有資格者が在籍しており、より確実な対策を行って工事を行います。アスベスト処分も専門の処理場で行っていますのでご安心いただけます。
外壁の劣化を防ぐための外壁塗装も岡各瓦商店で行っています。経年劣化で家の印象が古く見えたり、外壁にひび割れがある場合など外壁塗装で劣化を防ぐことができます。屋根工事で培った雨水など自然環境への対策やノウハウを外壁塗装にも活かしております。屋根工事会社ですが外壁塗装の実績も豊富にあり、良心的な工事費用でご相談いたしますのでお気軽にお問い合わせください。
睦屋根やベランダからの雨漏りを防ぐための防水工事も承ります。防水の方法として「ウレタン塗装防水」「シート防水」「FRP防水」があります。新設工事・改修工事の防水工事(10年保証付き)を行っていますので、お客さまの状況によりプランをご提案させていただきます。外壁塗装同様に良心的な工事費用でご相談しておりますのでお気軽にお問い合わせください。
【工事費用のご参考】
屋上50㎡程度の場合
ウレタン防水：￥4,400(税込)/㎡
FRP防水：￥11,000(税込)/㎡ (10年保証)